医療法人社団 明芳会 明芳病院
診療科目:漢方内科・東洋医学・東洋内科・整形外科・リハビリテーション科・内科

精神の安定と方法

2015-09-01

人生に不安と色々な葛藤は付き物です。100%自分の希望通り行く人は先ずありません。野球のバッターだって3割も打てたら強打者と言われます。逆に言えば7割は思う通り行っていないのです。何処かで何らかの折り合いをつけなければ、精神が持ちません。

しかしながら、解っていても折り合いを着け難い場合もあるでしょう。又は不安がこびりついて、付きまとう時もあります。(前提として病的な状態を除きます)

その様な時に以下に紹介する 軟酥の法 を試しては如何でしょうか。

実践ではユーチューブを活用して下さい。
色々なバージョンが有りますが、nanso no so.mpg がお勧めです。

 

 

*軟酥**(**なんそ**)**の法*

  • 臨済宗の僧・白隠禅師は1685年徳川五代将軍綱吉の世に沼津市・原で生まれました。
  • 猛烈な禅修行を始めましたが、いわゆる「禅病」にかかりました。
  • 頭はのぼせ上り、両腕両脚が氷雪のように冷えて、心は疲れ切って、夜も眠ることができず、幻覚を生ずるようになりました。
  • 山中に棲む白幽という仙人から、養生と病気の予防についての秘法を教えられ、やっと克服することができました。
  • その体験を73歳のときに執筆したのが『夜船閑話(やせんかんわ』です。
  • 白隠禅師の唱えた健康法は仰臥禅(寝禅)で、多くの人の関心をとらえるようになりました。
  • ここに述べる内観法、軟酥の法による養生の健康法は、禅の基本的な考え=頭寒足熱(下腹部から下肢および足の裏まで温かくし、気持良くする観想法)が一貫して流れています。
  • 内観法は呼吸器病、神経症、不眠に特によい方法です。頭痛でいえば「慢性緊張型頭痛」の治療にむいています。
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